知的に見せる会話術④男性と女性の話し方…その「違い」をチェック!

男性と女性の話し方の違い
ライフ(人生)

もっと有能な人間に見られたい…
実力はあるはずなのに!

もしもあなたがそのようなフラストレーションを感じているのであれば、それはあなたの「話し方」に問題があるせいかもしれません。

残念ながらビジネスの世界では、「女性的な話し方」は評価されない傾向にあります。

どうすれば自分の能力をアピールできるのか。
男性と対等な目線で話すことができるのか。

話し方に見られる「性差」から、「有能な人間に見える話法」を考えてみましょう。

1.キャリアアップに欠かせない「男性観」

1-1.話し方に見られる「性差」と「評価基準」の関係

女性は話すことに意味があり、男性は意味のあることしか話さない」とよく言われます。

これはビジネスの世界でも同じ。

女性社員が集まってミーティングなど実施すると、話はどんどん本筋から逸れて、気付けば「何をテーマに話していたのか分らない」状態になることもしばしば。

そこから意外なアイデアが生まれることもありますが、しかし基本的には(男性目線でいえば)、「時間の無駄」に見えてしまいます。

一方、男性はといえば、世間話にすら「仕事」の要素を盛り込みます。

何気なく始まった「お喋りが」、いつの間にか複雑な財務指標の話になっていたり、職場における処世術を語っていたり…。

よほど仕事が好きなのかと思いきや、話している当人が全然有能じゃない「ダメンズ」だったりするので、(女性の目線からすると)不思議なものです。

男女のこうした「違い」は、なぜ生まれるのでしょうか。

生まれつき?
経験や教育の差?

確かなことは分りません。

しかし確実に言えるのは、「女性的な振る舞い」はビジネスの現場で評価されない(されづらい)ということです。

残念ながら、ビジネスの世界は「男性中心」の社会。男性から評価され、知的に見られることが、キャリアアップにつながります。

上司も女性だから大丈夫…
とは限りません。管理職にある女性は、男性の目線や価値観で人事評価を行うのが普通。

その視点を持ちえたからこそ、彼女は(男性から認められ)管理職という地位にプロモートしているのです。

1-2.男性の「評価軸」を意識しつつ、女性としての「持ち味」を活かす

男性の目線を意識しろ?
結局は女性差別じゃないの?

と不快感を覚える方もいるかもしれません。
しかしこれは仕方のないこと。

「ビジネス」の文化、慣例、価値観を作り上げてきたのは男性ですから、その世界で成功するためには男性のマインドに馴染むしかありません。

少し視点を変えて、「女性向けファッション誌」の企画について考えてみましょう。

仮にあなたが男性だとしても、企画を通すためには女性の「好み」や「受け」を意識するはずです。

想定される読者が女性である以上、企画を練る = 雑誌を売るためにそうせざるを得ません。
一般的な企業においても同じことがいえます。

人材としてあなた自身を「売り込む」ためには、上司である男性(もしくは男性的なビジネス観を持つ女性)に評価されなくてはなりません。

もちろん、女性も男性も平等に評価される社会(企業)が理想ではあります。

しかし、現状がそうではない以上、ビジネスの世界で成功する「近道」は「男性的に振舞うこと」に他なりません。いわば戦略的に、男性の思考や行動をトレースするのです。

とはいえ、世間一般に「女性的な良さ」として評価されるものまで押し殺す必要はありません。

細やかな「気配り」ができる女性、フットワークに富み「気が利く」女性、コミュニケーション能力に優れ「ムードメーカー」として活躍できる女性…

「女性的な資質」もそのまま武器になります。目指すべき理想は、男性的な評価軸の中にあっても女性としての輝きを失わない、「柔よく剛を制す」スタンス。

「男性に足りないもの」があるとすれば、それを補えるのは女性だけなのです。

2.女性に多い「NGな話し方」とその改善方法

2-1.「遠慮がち」で「控えめ」な話し方はNG!自信を前面に押し出す方法

男性的なビジネスパーソンとして振舞うためにはどうすればよいのでしょうか。

話を簡単にするために、まずは男性がしないこと(女性がしてしまいがちなこと)を考えてみましょう。

日本の女性は「控えめ」であることが美徳とされています。そのため、遠慮がちに、つい自信なさげに話す方も少なくありません。

中には「自分の意見を口にしない」、「反論しない」、つまり「聞くだけ」の姿勢に徹する人もいるのではないでしょうか。

ともすれば「聞き上手」な女性として評価もされますが、「話す」と「聞く」姿勢はメリハリが大切。

聞くときはとことん聞いて(インプットして)、話すときはきっちり話す(アウトプットする)

入力と出力、両方を積極的に行いましょう。遠慮は不要。必要なのは「配慮」です。

ビジネスにおける「配慮」とは、自分が「いつ」・「何を」求められているのか、現場のニーズを正確に把握すること。

聞くべき時には聞き、反論すべきときには反論もする。

とはいえ、自分の意見を口にしたり、相手の意見に反論したりといった行動は、不慣れな私たち日本人(とりわけ女性)にとって難しく感じられる場面も少なくありません。

有意義な主張や反論は、必ず「自信」に裏打ちされています。

では、その自信を支えるものとはなんでしょう?

その人の性格次第…
といえなくもないですが、「根拠のない自信」には職能としての有効性がありません。

知識」や「経験」があってこそ、自信に根拠が生まれます。

経験を積むには時間が必要ですが、知識を習得するスピードは姿勢次第で何倍速にでも「加速」可能。

まずは雑務に関してでも構いませんから、「誰にも負けない専門知識」の習得を目指しましょう。

何かの「スペシャリスト」になることで、あなたは自然と「自信に裏打ちされた行動」=「知的な話法」を身につけることができるはずです。

2-2.有能な人間は声が「大きく」話すのが「早い」

接客業に従事した経験のある方は、「ゆっくり」、「丁寧に」話すよう指示されたことがあるはず。

アルバイトで研修など受けると、さらに「明るく」、「ハキハキ」と話すよう指導されます。

注意したいのは、「ゆっくり」と「丁寧に」の部分。男性からすると、「もどかしい」、「回りくどい」話し方に見えることも少なくないのです。

もっと「早く」、「端的に」話して欲しいわけですね。

「それで結局、何が言いたいの?」
「話の要点は?」

なんて聞かれたら要注意。
あなたは「ゆっくり」・「丁寧に」話しているつもりでも、相手はもどかしさを感じています。

まずは「結論から言う」、「スピーディーに話す」ことなど心がけてみましょう。話すべきポイントを箇条書きして、筋道を明確化するのもおすすめです。

もっと「明るく」・「ハキハキ」と話せるようになりたい…

そんな場合は、意識して「声を大きく」してみましょう。

そして、話を途中で「区切らない」、最後まで「言い切る」姿勢を心がけます。

「え~っと…」、「あの~」なんてつい言葉に出してしまう方は要注意。話が「淀み」、リズムを損なっている可能性大です。

声が小さいと自信なさげに見えますし、話し方のリズムが悪いと内容が聞き手の頭に入りません。

ある程度は「慣れ」も必要ですが、まずは「声を大きくする」ことだけでも心がけてみましょう。

話し方のリズムは「最後まで言い切る」姿勢で向上します。

「え~っと…」、「あの~」といった「口癖を直す」、話を途中で「休止しない」、以上2つの意識を持ってみてください。

2-3.「前置き」は不要!「本題」から始めて「言い訳」を口にしない

女性ならではの話し方の一つに「前置きが長い」という特徴があります。

例えば、「私がこのアイデアを思いついたのは、昨日テレビを見ていて、思ったのですが、最近女性の間では○○が流行していて、友人にも○○を持っている女性が多いです。

それでですね、当社でも○○の商品化を考えてみてはどうかと…」

というようなパターン。話の「導入部が長過ぎる」点に問題があります。

もしくは、次のようなケースも散見されます。

「たいしたアイデアではないのですが…○○はどうでしょうか」

「まだ新人なので、自分の意見が正しいとは思えないのですが…○○がいいと思います」

「こんなことを聞いて申し訳ないのですが…○○って何でしょうか?」

いかにも自信なさげに聞こえますよね。なぜなら冒頭に「言い訳」がプラスされているからです。

口にしている当人は「謙遜」しているつもりかもしれませんが、「私はダメな人間です」と明言しているようなもの。

「癖」になっている方も多いので要注意です。

基本的に「前置き」は不要。話の「導入部」はできるだけ簡潔にして、すぐ「本題」に入りましょう。
そして「言い訳」は口にしない。

この二つのポイントを押さえるだけでも、あなたの話し方はぐっとスマートに、有能な人間の話し方に近づくはずです。

3.今回のまとめ

男性と女性は話し方に「違い」がある。

男性的な話し方の方が多くの職場で評価されやすい。

男性の「評価」を意識すること、女性ならではの「持ち味」を活かすこと、どちらも大切。

話すべきときは遠慮なく話す、聞くべきときはきっちり聞く。メリハリをつける。

専門知識を身につけて自信を持つ。自信があってこそ「知性」を演出できる。

声は大きく、話し方はスピーディーに。話を途中で休止せず、「言い切る」姿勢を心がける。

「前置き」を口にしない。導入部は削り、言い訳は「禁句」とする。

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● 文/マイハピ編集部

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