育児は親子のコミュニケーション!「スキンシップ」と「ことば」の力

育児は親子のコミュニケーション

自分の子どもとどう接すればいいのか分からない…
色々と試してはいるけれど、こちらの気持ちが本当に「通じている」かどうか不安…

このように悩むお母さんは、けして珍しくありません。母親なら誰しも一度は経験する、子どもとの「コミュニケーション」に関する問題。育児において最も重要なテーマの一つだといっても良いでしょう。
どのように「話し」、「表現」すべきなのか?親子に欠かせないコミュニケーションの方法論について考えてみましょう。

1.楽しく知的な親子の時間…手軽な「共有術」

1-1.基本は「スキンシップ」と「ことば」

日々の子育ての中で最も重要な要素、それがコミュニケーションです。日々の「触れあい」や「言葉」は、健やかな成長を支える「土台」となるもの。親子のコミュニケーションは生まれたそのときから、0歳の段階で、すでに始まっています。

「親密なコミュニケーション」こそ、子どもに安心感を与え、親子の信頼関係を築く、「最高の育児法」。親子の「遊び」や「お喋り」だって、子どもの健全な発育を促すために欠かせない「経験」なのです。

コミュニケーションは、抱きしめる、触れるなど「スキンシップ」によるものと、語りかけや読み聞かせなど「ことば」によるもの、大きく2種類に分けることができます。国際的な統計を見ると、日本の親子は「子どもと一緒に過ごす時間」こそ世界最長だといわれていますが、スキンシップやことばによるコミュニケーションは不足しがち。「一緒にいるだけ」で、愛情表現の苦手なお母さんが珍しくありません。

特に「ことば」に関しては、「まだ幼いから分からない」、「言っても聞かないから…」という風に考え、ついやり取りが疎かになってしまうケースが多いようです。確かに0歳の子どもは言葉の意味を「理解」することはできないかもしれません。

しかし、「聞く」ことはできますし、ことばの意味を「考える」ことに対しては、全身全霊を傾けています。子どもの「好奇心」を満たし、親子の「絆」を育む…「お母さんのことば」ほど子どもの成長に有益なものはありません。

1-2.「お歌」や「本」を活用する

楽しいコミュニケーションコミュニケーションが大切だとは思っているけど、何を話せばいいのか分からない…そのようにお悩みのお母さんも多いのではないでしょうか。結論から言うと、話すことは何でもOK。今日のお天気でも、道端に咲いている花でも…わざわざ「テーマ」なんて難しく考える必要はありません。

ことばで興味・関心を喚起してあげれば、子どもは何にだって好奇心を抱きます。自然と新しい「感性」が育まれ、「知能の発育」にもプラスの影響が生じます。

まだことばの意味が分からない乳幼児期だって、話すことは大切。もしも「喋る」形でコミュニケーションすることに苦手意識があるなら、絵本の「読み聞かせ」や「お歌の時間」など確保してあげましょう。

ことばを「勉強させる」なんて難しく考える必要はありません。ポイントは、とにかくお子さんを「楽しませる」こと。「ことばを覚える」のはあくまでも結果で、楽しいコミュニケーション過程にこそ意味があります。

将来的に見ても、言葉は全ての学力、勉強の基礎となります。本の読み聞かせが「読書の習慣」につながれば、本から自然と様々な「知識」を習得し、自発的にものごとを「考える」、本当の意味で「知的な子ども」に成長することでしょう。

2.「歌」と「読み聞かせ」で育む親子関係

2-1.忙しいときには「歌」!「ながらコミュニケーション」のすすめ

「ことばのコミュニケーション」という風に書くと、必要以上に難しく考えてしまうお母さんも多いようです。「読み聞かせ」にしても、「何」を読めばいいのか…「内容」にこだわる方も多いことでしょう。

迷う必要はありません。本やお話の中身は何でも良くて、とにかく「ことばに触れる機会」を増やしてあげることが大切。それが子どもにとって「楽しい」ものであれば、どんな形であれ親子の交流は充実し、より豊かな信頼関係が成立します。

例えば「」。オムツを替えながら、一緒のお風呂に入りながら、とりあえず何か口ずさんでみましょう。歌の一部でも、サビだけでもOK。即興で適当な歌を「自作」しても構いません。上手・下手(音痴)なんて気にしないでくださいね。メロディをつければ、自然な形でことばに対する興味・関心を喚起できます。

そして何より、親子が二人で「一緒に」歌うという行為自体、子どもにとっては至福のひととき。CDなど利用しても構いませんが、「一緒に」何かをするという経験こそ、親子の絆を深める最高の機会なのです。

生まれたばかりの0歳児にも、お母さんの声は届いています。聴覚は人間の五感で最も早く発達し、非常に幼い段階から脳に様々な影響を与えます。世界共通の文化として「子守唄」が存在することを考えれば、「歌」の力がお分かりいただけるのではないでしょうか。

子どもにとって「最も心地よい音」である「お母さんの声」。育児は「忙しい」ものですが、授乳、オムツ交換、お散歩など、「何かをしながら歌う」ことを習慣としてみてはいかがでしょうか。おすすめは、ことばやメロディがシンプルな「童謡」。子どもはあっという間に覚えて、お母さんと一緒に口ずさむようになります。

2-2.毎日5分「読み聞かせ」の習慣を

本の読み聞かせ本の「読み聞かせ」は、子どもと「ことば」でコミュニケーションする最も手軽な手段。「上手に読む」必要も内容を「説明する」必要もありませんから、とにかく始めてみましょう。中には興味を示さない子もいますが、それでも何度か二人で本を開いているうちに、必ず関心を抱くようになります。

読み聞かせを始めるのは早ければ早いほど良く、ことばの発育に良い影響を与えることが分かっています。まだことばの意味がまったく分からない0歳時から始めてもOK。お母さんの「声」を聞かせること自体に大きな意味があります。

ただし、読み聞かせは「勉強させる」という意識で行なうのではなく、あくまで「二人で楽しむ」、「子どもを楽しませる」ことを優先してください。多くの子どもの「本嫌い」が学校の読書感想文から始まるように、「学習」を優先したアプローチは無用の「苦手意識」を与えかねません。

読み聞かせの基本は、二人で同じものを「見て」、その対象について「共感」し、感想などを「話し合う」こと。見ること、聞くことは0歳から、共感は1歳~2歳、親子で具体的に感想を話し合うことは2歳~3歳くらいからできるようになります。

読み聞かせはお父さんが行なってももちろんOK。ある研究によると、怪獣やお化けが出てくる本に関しては、男性の声で読み聞かせた方が子どもはより強い興味・関心を抱くようです。

0~3歳にかけて、子どもは柔軟に色々なことを吸収します。事実、子どもの学習力と読書量は比例するというデータもあり、読み聞かせがコミュニケーションの手段にとどまらず、知能の発育に作用することも間違いないようです。

まずは絵本から始めて、次に挿絵の多い児童書や図鑑、そして小学生向けの短編小説へ…といった具合に、子どもの年齢や興味に応じて、たくさんの本(ことば)に触れる機会を与えてあげましょう。

 

親子で時間を共有「スキンシップ」も「ことば」によるコミュニケーションも、始めるのに「手遅れ」ということはありません。0歳児だって幼稚園児だって、同じくらいお母さんとのコミュニケーションを求めています。
その形や方法は成長とともに変化しても、基本となるのは二人で時間を「共有」すること。ぜひ今日から、より充実したコミュニケーションのあり方について考えてみてください。

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