女性に多い片頭痛(偏頭痛)の原因は?予防薬やサプリで対策を!

片頭痛

1.はじめに

多くの女性を悩ませる片頭痛偏頭痛)。
日本国内だけでもその患者さんは800万人に上るといわれています。
さらに女性は男性に比べて約3倍~4倍ほど発症率が高く、慢性的な症状にお悩みの方も少なくありません。

その原因は、どこにあるのでしょうか?
効果的な対策は?
生理周期や気候との関係は?

問題の解決に向けて、必要な知識を学びましょう。

2.片頭痛とは?

片頭痛とは片頭痛とは、慢性的な(症状が繰り返して起こる)頭痛の一種。

主な特徴として、

・脈打つような痛み(ズキンズキン、ガンガンとした痛み)
・検査をしても異常が見つからない
・痛む部位はこめかみの周辺。片側だけのときもあれば、両側に出る場合も
・痛みのせいで、日常生活に支障をきたす(人によっては寝込むほどの痛み)
・吐き気や嘔吐を伴うこともある
・体を動かすと悪化する
・光や音、においに敏感になる
・前兆があらわれることも。フラッシュやギザギザとした光、閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる視界の変調など
・痛みは数時間~数日間続く
・頻度は週に1~2回、または月1~2回など様々

以上のような点が挙げられます。

ただし、症状には個人差があるため、全て該当するとは限りません。
症状の出方、痛みの程度もその時々で異なるのが普通です。

ちなみに、ネット上では「片頭痛」と「偏頭痛」という2種類の表記を見かけますが、両者に違いはありません。
正しくは「片頭痛」で、「偏頭痛」は誤用です。

※医学書などでは「」の字で統一されています。

2-1.頭痛の種類

頭痛の種類頭痛は大きく2つのタイプに分類されます。
一つは、「一次性頭痛」と呼ばれるタイプ。
「慢性頭痛」とも呼ばれます。

「検査をしても異常が見つからない」点に特徴があり、片頭痛も一次性頭痛に該当します。
さらに、緊張型頭痛、群発頭痛、薬物乱用頭痛などが「一次性頭痛」に含まれます。

同じ一次性頭痛であっても、その種類によって治療法は異なります。
症状や痛み方などよく似ているケースもあるので、まずは「頭痛の種類を見きわめる」ことが大切。
その上で適切な治療法を選ばなくてはなりません。

もう一つのタイプは「二次性頭痛」と呼ばれています。
何らかの病気を原因として発症し、命に関わる危険な頭痛も少なくありません。
くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、髄膜炎などが該当します。

通常、二次性頭痛に対しては外科的な処置(手術)が施されます。
強い痛み、意識の喪失などを伴うケースが多いため、救急搬送される患者さんも珍しくありません。

※当サイトでは主に一次性頭痛について扱っています

2-2.片頭痛は女性に多い?

片頭痛は女性に多い片頭痛は4対1の割合で女性に多く、特に20代~40代の年齢で多く見られます。
女性の場合は、月経が始まる2日前から月経3日目にかけて発症するケースが多く、女性ホルモンの影響が指摘されています。(ただしはっきりとした原因は分っていません)

月経に伴って毎月起こる頭痛を「月経関連片頭痛」と呼んで区別する場合もあります。
その特徴としては、

・毎月周期的に起こる
・月経の期間は痛みが強く出る
・鎮痛剤が効きにくい
・妊娠中は痛みが緩和される(産後に再発する)
・ピルやホルモン剤を服用すると発症、悪化しやすい

以上のようなポイントが挙げられます。

2-3.片頭痛の原因は?

片頭痛の原因に関しては様々な説がありますが、明確な要因は特定されていません。
ただ、脳内の血管が関係することは確かで、その拡張が神経を圧迫するために痛みの症状が出ると考えられています。

血管の収縮は「セロトニン」という物質がコントロールしています。
セロトニンとは、神経伝達物質の一種。
この物質自体に害はありません。(むしろ人間の生命活動に欠かせない物質です)

しかし、何らかの原因によりセロトニンが大量に生成されると、脳内の血管が急速に広がり、神経を圧迫。
片頭痛を引き起こします。

セロトニンが大量に放出される要因としては、以下のような条件が挙げられます。

・ストレス、緊張からの解放
・寝すぎや寝不足
・空腹
・特定の食品、食べ物(赤ワイン、チョコレート、チーズ、たまねぎ、ハム、ソーセージ、うまみ調味料など)
・ホルモンバランスの変化(特に女性)

このうち「ストレス」と「緊張からの解放」は、週末(休日)に頭痛が起きる原因としてよく知られています。
環境の変化が血管を拡張させ、痛みを誘発するわけですね。

睡眠や食事が原因となることからも分るように、片頭痛は生活習慣とも関係の深い病気です。
生活習慣次第では、十分に予防・改善できるということは覚えておきましょう。

3.片頭痛と薬

片頭痛の薬片頭痛を治療する方法としては、広く薬物療法が採用されています。
薬として処方されるのは、痛みを緩和する「頓服薬」、頭痛の頻度を減らす「予防薬」の2種類。

頓服薬と予防薬には、さらにいくつか種類があるので、その効果や働きについても確認しておきましょう。

3-1.頓服薬① 鎮痛剤

鎮痛剤は市販薬の中でも特に服用者が多く、「頭痛薬」と呼ばれることもあります。
ただし、鎮痛剤は片頭痛を「治す」ものではありません。
あくまで「痛みを抑える」お薬で、症状そのものを予防したり、根本から改善する効果は期待できません。

市販薬に使用される鎮痛成分としては、以下の6種類がよく知られています。

成分名 商品名
アスピリン バファリンなど
アセトアミノフェン タイレノールなど
イブプロフェン イブA錠など
イソプロピルアンチピリン セデス・ハイなど
エテンザミド ノーシンなど
ロキソプロフェン ロキソニンなど

鎮痛剤の効果には個人差が大きく、服用してすぐ頭痛が治まる方もいれば、ほとんど効果の見られない方もいます。

特に片頭痛に対しては効果を期待できないケースも多く、予兆・前兆の段階で服用しなければ十分な効能が発揮されません。
また、痛みを恐れて服用を繰り返すと「薬物乱用頭痛」を招く恐れがあります。

※詳しくは「薬物乱用頭痛」の項目をご覧ください

3-2.頓服薬② トリプタン製剤

トリプタン製剤片頭痛の治療に広く処方されている「トリプタン製剤」。
血管の拡張と神経の炎症を抑え、劇的な効果を発揮するお薬として、優れた実績を残しています。

鎮痛薬との違いは、痛みが激しくなってから服用しても、痛みを抑えられること。
さらに、吐き気、においや音に過敏に反応する症状にも作用します。
現状では片頭痛に最も効く(効きやすい)薬だといえるでしょう。

ただし、トリプタン製剤は鎮痛薬とは違い、市販されていません。
服用にあたっては、必ず医師の診断・処方が必要になります。

トリプタン製剤は、妊婦・小児ともに服用可能です。
服用後しばらくは授乳を避けなくてはなりませんが、数時間~1日程度経過すれば、子どもに対する危険性はありません。

鎮痛剤と同じく、トリプタン製剤も「依存症」の問題点が指摘されています。
とはいえ、依存性は服用する分量をコントロールすることで回避できます。
目安として、月6錠~10錠、1週間に2回までの服用を心がければ、依存性を心配する必要はありません。
(重度の片頭痛に対しても、この分量内で十分な効果を期待できます)

ただし、心疾患や脳の血管障害、高血圧などの持病がある場合、トリプタン製剤を処方できないケースもあります。

3-3.トリプタン製剤の種類

トリプタン製剤の種類・特徴現在日本で処方されているトリプタン製剤の種類、およびその特徴は以下の通りです。

成分名 商品名
スマトリプタンコハク酸塩 バファリンなど
古くから処方されているトリプタン製剤。現在でも100カ国以上の国で使用され、常用者は100万人を超えるといわれています。重度の症状や、急な発作時にも服用可能。服用後30分ほどで効果があらわれます。
スマトリプタン イミグラン点鼻液
成分・効果はイミグラン錠と同様。点鼻液は即効性に優れ、15分ほどで効果があらわれます。副作用が少なく、吐き気や嘔吐といった症状で内服の難しい患者に対しても処方されています。
ゾルミトリプタン ゾーミッグ錠、速溶錠、点鼻液
即効性に優れる速溶錠、点鼻液は吸収率が高く、少量で効果を発揮。一時的な副作用として、眠気、倦怠感などが見られることもありますが、その多くはすぐに解消されます。
臭化水素酸エレトリプタン レルパックス
軽度~中度の片頭痛に対して処方されるトリプタン系薬剤。少量で効果を発揮し、副作用も少ないとされています。作用は比較的穏やかですが、持続する時間が長く、服用後に頭痛の再発する率も低いといわれています。
安息香酸リザトリプタン マクサルト
即効性に優れ、痛み以外の症状(随伴症状)に広く効果を期待できます。(吐き気、においや音に対する過敏反応などが緩和される)副作用が少ないことから、欧米では子どもの治療にも広く処方されています。
ナラトリプタン塩酸塩 アマージ
近年承認・販売された新型のトリプタン製剤。従来薬と比較して副作用が少なく、小児の服用にも適しています。反面、作用は穏やかですが、効き目が長時間続く(12時間~24時間)点は大きなメリット。再発を予防する「予防薬」としても処方されています。

3-4.頓服薬③ エルゴタミン製剤

エルゴタミン製剤エルゴタミン製剤」は、トリプタン製剤が普及する以前に使用されていた治療薬。
現在ではあまり処方・服用されていません。
ただ、トリプタン製剤が効かない(効くにくい)患者さんに対しては、限定的に処方される場合があります。

エルゴタミン製剤は服用するタイミングが難しく、前兆の段階や発作の初期に服用しないと十分な効果を発揮しません。

また、エルゴタミン製剤の副作用の一つに「吐き気」があります。
人によっては片頭痛を伴う吐き気を悪化させてしまうため、吐き気止めと一緒に処方されることも多いようです。

3-5.予防薬① カルシウム拮抗薬

成分名 商品名
塩酸ロメジリン ミグシス、テラナス
塩酸ベラパミル ワソラン

高血圧の治療薬(降圧剤)として知られる医薬品。
脳血管の収縮を抑制し、片頭痛の頻度や痛みを軽減します。
血圧に対する影響はほとんどなく、持病のない方であれば問題なく使用できます。
ロメジリンは日本国内で開発された薬剤で、古くから予防薬として処方されています。
副作用が少なく、安全性にも定評があります。

3-6.予防薬② 抗うつ薬

抗うつ薬

成分名 商品名
塩酸アミトリプチリン トリプタノール、アデプレス
塩酸イミプラミン トフラニール
クエン酸タンドスピロン セディール
マレイン酸フルボキサミン テプロメール、ルボックス
塩酸パロキセチン水和物 パキシル

神経伝達物質のセロトニンは、増えすぎると頭痛を招きますが、極端に減少した場合も片頭痛の原因となります。
抗うつ薬はセロトニンの量を増やすことで頭痛を予防。
特に「緊張型頭痛」を併発している場合、優れた作用を期待できます。
処方される分量は、うつ病治療に用いる場合の半分~3分の1程度。
低用量なので、精神面に対する副作用など心配する必要はありません。

3-7.予防薬③ β遮断薬

成分名 商品名
塩酸プロプラノロール インデラル
酒石酸メトプロロール セロケン、ロプレソール
アテノロール テノーミン
ニプラジロール ハイパジール

カルシウム拮抗薬と同じく、降圧剤として知られています。
作用も同様で、脳血管の収縮をコントロールすることで予防効果を発揮します。
特に、高血圧や冠動脈疾患、頻拍性不整脈など、片頭痛以外の疾患を併発している場合に処方されます。
一方で、心不全や喘息などの持病がある方、抑うつ状態の方に対しては処方されません。

3-8.予防薬④ 抗セロトニン薬

抗セロトニン薬

成分名 商品名
塩酸シプロヘプタジン ペリアクチン

セロトニンの働きを抑えることで頭痛を予防します。
セロトニンの過剰分泌は子どもに多いことから、小児の片頭痛に対して広く処方されています。

3-9.予防薬⑤ 抗てんかん薬

成分名 商品名
バルプロ酸ナトリウム デパケン

神経細胞の働き(興奮状態)を抑制することで効果を発揮します。
セロトニンの過剰分泌を防ぎ、てんかん発作を予防する医薬品としても知られています。
片頭痛に対しても一定の予防効果が認められています。

3-10.薬物乱用頭痛とは

薬物乱用頭痛とは片頭痛は、薬の服用でほぼ確実に痛みを緩和できます。
しかし一方では、痛みに対する不安から、過剰に薬を服用してしまうケースが問題になっています。

薬の常用を続けているうちに、徐々に服用する分量が増え、薬に依存するようになってしまう…すると、薬に耐性ができて、効果が薄まってしまいます。
結果、痛みを抑えるために、さらに多量の薬を飲むようになり…

この悪循環が「薬物乱用頭痛」を招きます。

極端なケースでは、毎日、朝、昼、晩の3回、薬を飲まなくてはいられない、そんな患者さんもいるようです。
このように薬物を乱用する状態になってしまうと、人の身体は痛みに対してより敏感に反応します。

つまり、痛みに対して過敏な状態になってしまい、片頭痛の悪化を招く恐れがあるのですね。

通常であれば、医師の診断のもと、適正な分量の薬剤が処方されますが、市販の医薬品(特に鎮痛剤など)は、誰でも自由に購入できます。
そのため薬物乱用頭痛を発症するリスクが高いといわれています。

3-11.薬物乱用頭痛を予防・改善するために

薬物乱用頭痛の予防・改善薬物乱用頭痛の原因は、薬剤の乱用にあります。
特に自己診断で鎮痛剤を常用している方に多く、「医師の処方を受けていない」点に大きな問題があります。

逆に言えば、医師の指導のもと、正しく処方された医薬品を適量服用していれば、薬物乱用頭痛を発症する恐れはありません。

鎮痛薬の服用は1ヶ月に10回以内が望ましいとされています。
もしそれ以上の頻度で服用しているのであれば、薬物乱用頭痛の発症を疑ったほうが良いかもしれません。

※特に「無水カフェイン」を含有する薬は依存性が強いため注意が必要です

すでに薬物の乱用状態にある場合は、その原因となっている薬剤を断つことで症状の改善を図ります。
その際、単に断薬するだけではなく、予防薬への切り替え、より作用の弱い薬への移行などが図られます。

医師によっては、生活習慣の指導を行い、サプリメントの服用などを勧める場合もあります。
断薬が難しいケースでは、入院などの処置が講じられることもありますが、そこまで深刻化する例は稀です。

医療機関を受診し、診断、処方のプロセスで「正しい薬物療法」を行えば、痛みや薬の分量をコントロールしつつ、薬物乱用頭痛の治療が可能です。

4.サプリメントで頭痛の改善・予防も

片頭痛のサプリメント片頭痛の治療は薬物療法が基本ですが、もう一つの対策としてサプリメントの服用が挙げられます。
サプリメントをおすすめしたいのは、

・病院に行くほどつらい症状ではないけど、慢性的な痛みを解消したい
・まずは栄養バランスや生活習慣の見直しから始めてみたい
・病院の治療と並行して、体質改善に取り組みたい
・痛みを緩和して、薬の量を減らしたい
・生理中に痛みが強く出る

以上のような方々。
特に女性の場合、血行の悪化、代謝の低下(冷えの症状)、ストレス、ホルモンバランスなどが複雑に絡み合って、頭痛が慢性化しているケースが多いようです。

サプリメントの成分を上手に活用すれば、これらの問題点を包括的に解消できます。

※ただし、当サイトは病院での治療を否定するものではありません。
即効・安全・確実の観点から、最優先すべきは医療機関の受診です。
可能であれば頭痛外来など受診し、そのうえでご自身に合うサプリメントを探してみてください。

4-1.サプリメントに含まれている有効成分

片頭痛サプリの成分片頭痛用のサプリに含まれている成分としては、以下のようなものが挙げられます。

・フィーバーフュー(夏白菊) → セロトニンの分泌をコントロール

古代ギリシャ時代から抗炎症剤として活用されているハーブの一種。
パルテノライドという成分がセロトニンに作用します。
神経の過敏反応を抑える働きが臨床試験で実証されて以降、欧米では特に人気の高いサプリとなっています。

・ギャバ(ガンマアミノ酪酸) → 神経をリラックス

お米や野菜などの植物に含まれるアミノ酸。
人間の体内でも生成され、脳や脊髄など中枢神経では、神経伝達物質として作用しています。
脳をリラックスさせる働きに優れ、片頭痛を伴う脳の興奮状態を抑制すると考えられています。

・漢方成分 → 血行促進と炎症の改善

頭痛対策には漢方薬も有効です。
体質改善を促すことで神経の炎症、血行の悪化、冷えの症状などを緩和します。
片頭痛にお悩みの方はこれらの症状を併発しているケースが多く、その改善が痛みの解消に大きく寄与することが分っています。

・マグネシウム → 神経の働き、血行を正常化

必須ミネラルの一つ。
神経の働きを安定させ、脳内の血流を正常化します。
1日の摂取量の目安は300~600mg程度。
ただし、過剰に摂取すると下痢などの副作用があらわれるため、適量をサプリでコントロールする方法がおすすめです。

・各種ビタミン(特にビタミンB2) → ミトコンドリアに作用して代謝改善

ビタミン群は代謝を正常に行うために不可欠な栄養素。
不足すると様々な失調を招きます。
特にビタミンB2は細胞内の「ミトコンドリア」機能に深く関係しており、その障害が片頭痛を招くというデータも存在します。
実際に、片頭痛患者に対してビタミンB2を投与した実験では、少量(25mg程度)でも有効性が認められています。

・チェストツリー(チェストベリー) → ホルモンバランスの正常化

ホルモンバランスを正常化し、月経前症候群(PMS)や不正出血、月経周期の乱れなどを改善するサプリとして知られています。
生理周期にあわせて片頭痛が悪化する方、黄体ホルモンの分泌不足によって月経不順(無月経)などが慢性化している方に対しては、特に大きな効果を期待できます。

・レッドクローバー → ホルモンバランスの正常化

イソフラボンを豊富に含むハーブの一種。
その含有量は大豆の10倍~20倍ともいわれていて、体内での吸収率(即効性)にも優れています。
月経による片頭痛に対しては顕著な実績があり、口コミでも話題を集めています。

4-2.片頭痛におすすめのサプリ

片頭痛対策にサプリメントを利用するのであれば、上記のいずれかの成分を含むものを選びましょう。

含有成分に着目したうえでマイハピ編集部がおすすめするのは「ズツノンDr.」。

ズツノンDrは医師が開発した頭痛専用サプリです。
先ほどご紹介した成分が全て含まれており、様々な頭痛要因をカバーできます。

頭痛の頻度を減らす(予防)と痛みの程度を緩和する(体質改善)に大きな実績があって、口コミでの満足度は90パーセント以上。
製造メーカーは公立大学と共同研究を行う優良企業です。

ズツノンDrは「女性の片頭痛」に特化した仕様となっています。
頭痛の3大原因とされる「ホルモンバランス」、「セロトニンの過剰分泌」、そして「血流・代謝の悪化」に働きかけ、根本的な「頭痛体質の改善」を促します。

効果を実感する期間の目安は2~3ヶ月程度。
お薬のような即効性はありませんが、飲み続けることで徐々に効果を実感できるようになります。
ネット上でも好意的な口コミ(体験談)が多いので、興味のある方は下記サイトなどご覧になってください。

※ズツノンDrは一部の頭痛外来などでも服用が推奨されていますが、医薬品と同程度の効果を約束するものではありません。
頭痛治療の基本は、医療機関の受診、そして薬物療法です。
サプリメントを常用する際も、可能な限り医師の指導を仰いでください。

5.片頭痛に関するQ&A

片頭痛のQ&A

Q.片頭痛と偏頭痛の違いは?

A.ネット上では「偏頭痛」という表記もよく見かけますが、正しくは「片頭痛」と書きます。
偏頭痛は誤記ですが、片頭痛と同じものを意味します。
したがって症状や原因、特徴などに「違いはない」と考えて良いでしょう。

※片頭痛は「頭の片側の痛み」、偏頭痛は「頭全体の痛み」という解説も見受けられますが、これも誤り。医学上、症状によって表記を使い分けることは行われていません。

Q.片頭痛と緊張型頭痛の違いは?

A.片頭痛と緊張型頭痛は、原因や症状のあらわれ方が異なります。
一般に「慢性的な頭痛=片頭痛」と考える方が多いのですが、実際に多いのは緊張型頭痛の方。
日本では成人の5人に1人が発症しています。

主な原因は、ストレスや肩こり(筋肉の緊張)。
片頭痛と比較して痛みの程度は軽いものの、頭を締め付けるような痛みが長時間(ときには数日間)続きます。
詳しくは緊張型頭痛に関する記事【リンク】で解説しているので、そちらをご覧ください。

Q.片頭痛の原因は何ですか?

A.主な原因として考えられるのは、

・女性ホルモン
・セロトニン
・血流

以上の3つ。それぞれの分泌量、バランス、変化などが、脳内の血管を拡張し、神経を圧迫するために痛みを発症すると考えられています。(ただし痛みの原因については様々な説があります)

上記3つの要素に影響するものとしては、

・心身のストレス
・月経(生理の周期)
・一部の食べ物(チョコレートなど)
・睡眠時間(寝不足、または眠り過ぎ)

などが考えられます。

偏頭痛の原因

Q.片頭痛は病院で治療できますか?保険の適用は?

A.慢性的な症状にお悩みの方には、医療機関での受診、治療(薬物療法)を強くおすすめします。
治療は保険の適用内で行われ、費用は月額数千円程度。
精密検査を受けても1万円前後です。

※ただし、一部の医薬品に対しては保険が適用されないケースもあるようです

近年では、頭痛の治療を専門に行う「頭痛外来」も増えています。
専門医による丁寧なケアを期待できるので、ぜひ受診を検討してみましょう。

Q.市販薬の中に頭痛の「予防薬」はありますか?

A.予防薬は市販されていません。
市販の鎮痛薬は即効で作用する点が魅力ですが、痛みを予防する目的で服用するのは誤り。
依存性があるため、常用は控えてください。

予防薬は医師の処方が必要です。
上手に活用すれば、日常生活に支障がないレベルで痛みをコントロールでき、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)が著しく向上します。

予防薬はトリプタン製剤との併用が基本。
予防薬で頭痛の頻度を減らし、
痛みが出た際にはトリプタン製剤の即効性で緩和します。

一部、個人が海外から輸入できる薬剤もありますが、薬物療法は医師の診断、処方のもとで安全に行われるべきです。

Q.頭痛に効く食べ物は?

A.マグネシウムを多く含む海草、ナッツ類、大豆食品やイソフラボンを含有する豆乳、納豆、豆腐など(同じく大豆食品)がおすすめ。
または、ビタミンB2を豊富に含むレバー、ナッツ類、キノコ類などを多く摂りましょう。

※逆に頭痛を悪化させる食品は避けてください
赤ワイン、チョコレート、チーズ、たまねぎなど

基本的には、野菜や果物を多く摂り、栄養バランスの改善を図ることで痛みの緩和を期待できます。
食生活の見直しが難しい方は、サプリメントなど上手に活用しましょう。

Q.頭痛に効くツボを教えてください

A.首筋にある風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)、完骨(かんこつ)など、「頭痛に効くツボ」としてよく知られています。

ただ、ツボ押しには気休め程度の効果しかないという意見も。
針治療、カイロプラクティックなども同様です。
頭痛が慢性化している方は、医療機関の受診を検討してみましょう。

Q.頭痛が起きると吐き気がつらいです…対策は?

A.一部の治療薬(トリプタン製剤)などは、吐き気の緩和に大きな効果を発揮します。
または吐き気止め(プリンペラン、ナウゼリンなど)を服用するのも効果的。

「薬は体に悪い」、「痛みや吐き気は我慢すればいい」という方もいますが、その認識は誤りです。
医師の指導のもと正しく薬を服用すれば、ごく安全に、快適な日常生活を取り戻すことができます。
むしろ、慢性的な頭痛や吐き気に「我慢は禁物」といえます。

Q.前兆にはどのようなものがありますか?

A.片頭痛患者の2割~3割は、何らかの「前兆」を感じます。
前兆は発作の始まる30分~1時間前に見られるケースが多く、15分~30分程度続きます。
具体的な症状としては、

・目の前に光るフラッシュのようなものが見える
・視野の片側や中心部が見えにくくなる(閃輝暗点)
・音やにおいなど、感覚の変化(感覚異常)、
・話しづらさ(失語性言語障害)

以上のようなものが前兆としてあらわれます。
この他に、頭痛の起こる1~2日前に見られる症状を「予兆」として区別する場合もあります。
主な予兆としては以下のようなものが挙げれます。

・首や肩の凝り
・手のしびれ
・あくびが増える
・空腹感、甘いものが食べたくなる
・イライラや不安感

これらは前兆というよりは「予感」に近いもので、あらわれ方には個人差があります。
(その中には単なる思い過ごし、思い込みも含まれています)

Q.片頭痛は遺伝しますか?

A.片頭痛は遺伝性を指摘されています。
母親から子どもに遺伝する確率は50パーセント程度で、特に女性間の遺伝(母娘、祖母孫など)が多いといわれています。
中でも前兆のあるタイプの頭痛は遺伝性が強く、さらに家族で共有している生活習慣(食生活)なども発症率に影響すると考えられています。

Q.梅雨など気候と痛みの関係は?

A.気候の変化は頭痛に影響するといわれていますが、詳しい因果関係は分っていません。
考えられるのは、

・気温や気圧の変化による血管の収縮、拡張
・天候による自律神経への影響

以上のような可能性。
実際に、梅雨の時期は頭痛の悪化する方、関節痛がひどくなる方など多いようです。

このようなタイプの病気は「気象病」と呼ばれ、台風の到来や季節の移り変わり、毎日の天候などが複雑に作用すると考えられています。

対策としては、

・空調による気温や湿度のコントロール
・運動して自律神経の働きを活性化する
・規則正しい生活(不規則な生活が痛みを悪化させるため)
・気候の変化に合わせて頓服薬、予防薬を服用する

などが挙げられます。

Q.頭痛時は体を冷やす方がいい?温める方がいい?

A.片頭痛は血管の拡張によって起こるケースが多いため、頭部を冷やすと一定の鎮痛効果を期待できます。

ただし、急激に冷やすと収縮した血管が後になって一気に拡張し、かえって痛みを悪化させる恐れも。
患部を冷やす際は、長時間冷やし過ぎないこと、穏やかに冷やすことを心がけましょう。

ちなみに、慢性的な「冷え」の症状は頭痛を悪化させることが分っています。
患部を冷やすことと冷えの症状は区別して考えてください。

逆に「緊張型頭痛」は筋肉の緊張、血管の収縮によって起こるため、患部を温めた方が効果的。
頭痛の種類によって対処法が違うということは覚えておきましょう。

Q.片頭痛の症状とくも膜下出血、脳梗塞の関係は?

A.片頭痛が直接的にくも膜下出血や脳梗塞を招く危険はありません。
ですが、慢性的な頭痛を発症している場合、くも膜下出血や脳梗塞を発症する可能性は数倍~十数倍になるといわれています。

これは、痛みのたびに生じるごくわずかな脳の損傷が蓄積され、後年になって重い病気を引き起こすためだと考えられています。

一方、トリプタン製剤などによって痛みをコントロールしている患者さんはくも膜下出血、脳梗塞などの発症率が下がることも確認されています。

慢性的な痛みを緩和するとともに、重い病気を予防するためにも薬物療法に取り組むことを強くおすすめします。

6.片頭痛の治し方まとめ「明日から実践できる頭痛対策10個」

片頭痛の治し方まとめ

・基本は医療機関での「治療」。痛みに対する「我慢」は不要。

・頭痛には様々な種類がある。それぞれ治療法が異なるので、まずはその識別が大切。

・鎮痛薬は「頭痛薬」とも呼ばれるが、治療効果はない。依存性があるので常用はNG。症状の悪化(薬物乱用頭痛)を招く危険もある。

・病院で処方される「トリプタン製剤」には劇的な効果を期待できる。(ただし市販はされていない)

・慢性的な症状には「予防薬」も効果的。頭痛の頻度を減らしたり、痛みを軽減する作用。

・片頭痛は女性に多く、「ホルモンバランスの改善」が症状を軽くするケースも多い。

・頭痛には生活習慣も関係している。睡眠時間、栄養バランス、運動習慣など。規則正しい生活が頭痛対策に適している。

・一部の食べ物は症状の悪化を招くので控えるべき。(赤ワイン、チョコレート、チーズ、たまねぎ、加工肉など)

・サプリメントにも一定の効果を見込める(特に女性)。有効成分はパルテノライドマグネシウムビタミンB2イソフラボンなど。

・近年増えている「頭痛外来」なら、保険の適用によって専門的な治療を月額数千円程度で受けられる。

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