ニキビケア特集① なぜできる?主な原因と「大人ニキビ」を治す方法

ニキビケア特集1

20代~30代を過ぎてもなかなか治らない「ニキビ」。

毎日ちゃんと洗顔しているのに…
跡が残ったらどうしよう…

頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。ニキビができる仕組みは意外に複雑。原因も一つではありません。

そのメカニズムから「基礎知識」を学び、より効果的なスキンケアの方法、予防法など確認しておきましょう。
今回から2回の連載記事で詳細な情報をお伝えします。

1.ニキビができるメカニズム

1-1.ニキビはなぜできる?原因と仕組みをチェック

ニキビは、最もポピュラーな肌トラブルの一つ。しかし、その原因や仕組みを正しく理解している方は意外に少ないようです。
一般的には「皮脂の過剰分泌」、「毛穴の詰まり」が要因とされていますが、必ずしも「脂性だとニキビができる」というわけではありません。
例えば「乾燥肌」の方、皮脂の少ない頬などにニキビができる方も多いのです。

ニキビができる原因は、実は「角質」にあります。毛穴の「出口」に当たる部位で古い角質が厚くなり、皮脂が詰まってしまう…すると、毛穴の中で「アクネ菌」という細菌が繁殖。炎症を起し、ニキビができてしまいます。

細菌が原因なら「殺菌」すればいい、そのように考える方も多いのではないでしょうか。しかし、アクネ菌は常在菌といって、本来は肌の環境を正常に保つ「良い菌」です。
問題になるのは過剰に繁殖した場合、つまり「増えすぎ」がニキビの原因なのです。したがって、単純に「殺菌すれば良い」というわけではありません。

1-2.ニキビと生活習慣の関係は?睡眠時間は十分に確保を

ニキビと生活習慣の関係健康で美しい肌、その環境は様々な「バランス」の上に成り立っています。例えば「ホルモン」や「免疫力」。これらが正常に機能していれば、ニキビなどの肌トラブルに悩まされる可能性はぐっと小さくなります。

ホルモンや免疫力の働きを乱す要因としては、睡眠不足、ストレス、栄養素の過不足、運動不足などが挙げられます。つまり「生活習慣」ですね。
中でも睡眠の影響は大きく、お肌のデリケートな方は1日夜更かししただけでニキビができるほど。
ただし、生活習慣は複雑に絡み合って肌に影響するので、「しっかり眠れば治る」とは限りません。

日頃の生活態度が大きく関係しているので、最近ではニキビを病気(生活習慣病の一種)として捉える考え方も一般的になっています。
皮膚科では「治療」の対象になっているので、慢性化している方は医療機関を受診することも検討してみましょう。

1-3.なかなか治らない!慢性化しがちな「大人ニキビ」の特徴

大人ニキビの特徴一方で、「ニキビ=思春期の肌トラブル」というイメージもありますよね?
思春期にはホルモンのバランスが不安定になりがちなので、ある程度は仕方のない部分もあります。
しかし、最近では20代以降に発症する「大人ニキビ」が流行中。必ずしも「青春のシンボル」ではなくなっているようです。

大人ニキビは、

・あごとその周辺にできやすい
・治りにくい
・跡が残りやすい
・慢性化しやすい

という特徴があります。
思春期のニキビはその多くが一過性のものですが、大人になってできるニキビは「なかなか改善されない」点に特徴があるわけですね。
特に睡眠不足とストレスの影響が大きく、「仕事が忙しくなるとニキビができる」そんな方も少なくありません。

肌に悪い生活習慣は、少しずつニキビの原因を「蓄積」させていきます。ある日「突然」にできるわけではなくて、徐々に様々な要因が積み重なっているわけですね。
したがって、ニキビは「できる前」の段階、体の内側から「予防」することが大切。この点は他の肌トラブルと同様です。

2.ニキビケアの基本とよくある「間違い」

2-1.予防に効果的!肌に良い生活習慣のポイント

肌に良い生活習慣ニキビの要因である「ホルモンバランスの乱れ」は、スキンケアで回復することはできません。バランスを悪化させる「生活習慣の改善」が必要です。
特に「睡眠不足」は美肌の大敵。ホルモンのバランスを乱し、肌の免疫力も低下させてしまいます。目安として、1日6時間以上の睡眠時間を確保しましょう。

例えば仕事の忙しい時期など、食事や入浴を早く済ませて、起床する時間から逆算した7時間前には就寝したいところ。
「栄養バランス」や「運動習慣」の改善も美肌には大切ですが、睡眠不足の状態では十分な効果を発揮しません。
寝不足のまま朝早く起きてお弁当を作ったり、運動したりするよりは、「しっかり寝る」ことを優先すべきです。

睡眠は時間だけでなく「規則正しい」ことも必要。就寝する時間が不規則だと、体内時計が乱れ、「成長ホルモン」の分泌も乱れてしまいます。
成長ホルモンは肌のターンオーバーに関わる大切な物質。「美肌ホルモン」といっても過言ではありません。その分泌を妨げないよう、毎日「同じ時間に起きる」、「同じ時間に寝る」生活を心がけましょう。

2-2.ニキビケアの基礎知識。殺菌するだけじゃダメ

ニキビケアの基礎知識ニキビの「原因菌」とされるアクネ菌は、油分をエサに繁殖します。ですから油分の多い化粧品を使用すると、ニキビが悪化することも。
ニキビができているとき、またはニキビのできやすい方は、オイルやクリームタイプの化粧品を使用しないほうが良いでしょう。

ただし、肌の「乾燥」もNG。「脂性だから化粧水しかつけない」という方もいるようですが、かえって肌によくありません。
肌が乾燥すると角質が厚くなり、毛穴の詰まり→ニキビの原因になってしまいます。やはり適度に「保湿」して、肌に水分を与えることは欠かせません。

ニキビ肌の場合も、ケアの基本は洗顔。余分な皮脂を洗顔で取り除き、油分の少ない化粧品で保湿する。これがニキビケアの正しいアプローチです。
最近人気の「ノンコメドジェニック」は、アクネ菌の栄養になりにくい油分だけで作られた化粧品。ニキビケアに最適なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

3.有効成分とおすすめの化粧品

3-1.「ビタミンC誘導体」と「保湿」で徹底的なケアを

ビタミンC誘導体と保湿ニキビができやすい、またはすでに慢性化している方は、「ビタミンC」配合の化粧品を積極的に使用してみましょう。
ビタミンCには皮脂の分泌を抑える働きがあって、ニキビの予防効果に優れています。
また、ニキビの炎症(赤み)を改善してくれるので、すでにニキビができてしまった場合にも効果を発揮。
特に、浸透力の高い「ビタミンC誘導体」配合の化粧品がおすすめです。より効果的にニキビを予防・改善できるでしょう。

肌の乾燥もニキビの原因になるので、ビタミンC配合の化粧品で皮脂を取り除いたら、並行して「保湿」=「乾燥対策」にも取り組んでください。
ニキビ用の「塗り薬」を使用した場合も保湿は必要。例えばイオウ配合の塗り薬は殺菌作用、角質を柔らかくする働きで知られています。
しかし、副作用として肌の乾燥を招く恐れがあるので、丁寧な保湿が欠かせません。

一般に、「ニキビ専用」に開発・市販されている化粧品は、肌を乾燥させてしまうものが多いようです。
特に敏感肌や乾燥肌の方、大人ニキビのケアに取り組む場合など、しっかり肌の乾燥対策も行ってくださいね。

3-2.生理前の大人ニキビには「ピーリング化粧品」がおすすめ

ピーリング化粧品女性は生理前にニキビができやすいといわれています。原因はホルモンバランスの変化。
女性ホルモンの一種「黄体ホルモン」が皮脂の分泌を促し、毛穴の「詰まり」を招いてしまうのです。
対策としてはピーリングによる「集中ケア」がおすすめ。古い角質を徹底除去することで、毛穴の詰まりを予防します。

ピーリング化粧品には、シートなど使用する「拭き取りタイプ」、クリームやジェルの「洗い流しタイプ」、2種類に分類されます。
おすすめなのは、肌にかかる負担の少ない拭き取りタイプ。敏感肌・乾燥肌の方でも無理なく使用できるでしょう。

生理前だけではなく、ピーリングによるケアは週に1~2回くらい取り入れると、さらに効果的。ニキビに加えて、毛穴の詰まり、肌のくすみなども予防・改善できます。
ぜひ習慣化してみましょう。定期的なピーリングで、肌質そのものが改善される方も少なくありません。

3-3.ファンデーションにも要注意!ニキビ肌にはパウダータイプを

パウダーファンデーション「厚化粧するとニキビができる」とよく言われますが、それは間違い。ただし、使用するメイクアップ料の選び方には要注意です。
例えば、油分の多く含まれているクリームタイプのファンデーションはNG。ニキビのできやすい方、肌質が脂性の方は、使用しないほうが無難です。

おすすめはパウダータイプのファンデーション、またはルースパウダー。
ニキビを隠したい、目立たなくしたいという場合にはコンシーラーを使用します。化粧下地も油分を多く含有するので塗るのは避けてください。
まずは保湿用の美容液を塗り、その上からパウダー類を重ねる方法がおすすめです。

パウダーだけではメイクの「ノリ」がいまいち…という場合は、保湿成分が配合されている「しっとり系」のパウダーファンデーションを選びます。
粉浮きしにくいので、肌質を選ばず使用できます。メイクのノリ・伸びも良いため、お化粧の時間を短縮することもできるでしょう。

ニキビケアはシンプルニキビのできる原因は複雑に思えますが、必要なケアそのものは意外にシンプル。正しく実践することで、「毛穴」や「乾燥」など、他の肌トラブルも改善できます。

とはいえ、使用するコスメを増やせばいい、高価な化粧品を使えばいい、というわけではありません。
健康的で若々しい「美肌」を目指して、まずは現在の「問題点」を把握することから始めてみましょう。
ケアを始める前に「自己分析」をきっちり行い、生活習慣、間違った化粧品の使用方法などを改めるわけですね。

次回はさらに詳しく、医学や栄養学の観点からニキビのケアについて解説していきます。
今回の記事とあわせて参考にしてくださいね。

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