スキンケアによくある間違い!肌トラブルを回避するための注意点

スキンケアで肌トラブル予防

コスメの世界は非常に科学的な分野で、正しくケアに取り組むためにはある程度の専門知識が欠かせません。なんとなくイメージや流行にしたがって化粧品を選択・使用していると、ときには大きな「間違い」を犯してしまうことも…。
より安全に、効果的に化粧品を使用するために、今回は使用上の注意点やおすすめの使用法など確認していきましょう。

1.覚えておきたい化粧品の注意点

1-1.化粧品に使用期限はあるの?品質の変化について

棚の奥から去年購入した化粧品が…果たして使用しても大丈夫なのでしょうか?化粧品は食品と異なり、使用期限など決められていないのが普通です。防腐剤など配合されていて、未開封の状態なら3年くらいは品質に問題は生じません

ただし、開封後は1年以内に使い切るのが基本。保管場所にも注意する必要があります。直射日光の当たる場所や温度変化の激しい場所に置くことは避けてください。中には冷蔵庫に保管する方もいるようですが、温度の急変を招くため逆効果。冷蔵保存が指定されている化粧品以外は常温で保管してください。化粧品はお風呂場に置いている方も多いのですが、同様の理由から避けたほうが良いでしょう。

特に注意したいのはふたの締め忘れ。水分が失われて品質の損なわれる化粧品が少なくありません。購入後間もなくても、異臭がしたり成分の分離・沈殿など見られたりする場合は、念のため使用を控えてください。その他、気になる変化が見れたら製造会社や販売会社に問い合わせてみましょう。

1-2.化粧品がしみる…痛い…そんな場合の対処法。無香料・無添加なら安全?

化粧品がしみる時の対処法化粧品がしみる時の対処法化粧品の使用後に痛みが出る、しみたり赤味が出たりする場合は、すぐに使用をやめてください。主な要因としては肌荒れが考えられますが、特定の成分にアレルギー反応が出ているか、炎症など生じてる可能性も。特に化粧水は刺激の強いものが多いので、肌トラブルが治まるまで低刺激のアイテムに切り替えることをおすすめします。

香料は刺激が強いから「無香料」のスキンケアアイテムしか使わない…という方もいますが、特に心配する必要はありません。最近の化粧品に使用されている香料は低刺激なものばかり。安全性については厳重なテストをクリアしているので、「無香料にこだわる」必要はないようです。

同じく「無添加」のアイテムを厳選する必要もなし。無添加の表記に関しては、法律による規制など存在しません。そのため、各メーカー、製品によって品質には差があります。無添加だから安全・安心と過信するのではなく、配合されている成分を自分で確認する姿勢が大切です。無添加の表記に関しては、防腐剤・香料・色素など少なめに使用されている(ゼロではない)くらいに考えましょう。

1-3.「オールインワン」の化粧品だけではケア不足も

オールインワン化粧品保湿・美白・シミやシワの予防など、様々な効果を期待できる「オールインワン」タイプの化粧品。手軽にスキンケアを実践できるため人気を集めていますが、「器用貧乏」な面は否めません。肌質を選ばず幅広い効果を発揮しますが、(一つのケアに特化した)専用の化粧品には及ばないのです。

費用を節約したい…ケアに時間をかけたくない…そんな方にとって、オールインワン化粧品は非常に魅力的。あなたがまだ20代で、肌に自信がある女性なら、購入・使用するのも良いでしょう。しかし本来化粧品は、季節や気候、肌質に応じて微調整を繰り返すのが正しい使い方。冬は保湿を中心に、夏は油分を少なめに…といった具合ですね。オールインワンタイプは微調整が難しく、目元や口元、Tゾーンなど、部位に応じたケアにも不向き。便利な反面、丁寧なケア、きめ細かな使い分けができません。

とはいえ、時間がないときの「ピンチヒッター」として考えると、オールインワン化粧品は非常に優秀。寝坊した!でも出勤前の5分間に…残業時に会社の化粧室で…というような場面で、いわば応急処置として使用するなら最高のパートナーといえるでしょう。

2.おすすめの使い方とよくある勘違い

2-1.長期使用と「シリーズ」で選ぶメリット

化粧品の長期使用自分の肌質に合った化粧品を見つけたら、できるだけ「使い続ける」ことをおすすめします。化粧品は中~長期に渡って徐々に効果を発揮するものが多いので、使用を継続することで、より確かな美肌作用を期待できるでしょう。

同じ化粧品を使い続けていると、「最近、効果を実感できなくなった」、「使い始めた頃と比べて肌に変化が見られない」といった思いを持つ方も多いようです。そのため、徐々に効果が薄れている=肌が「慣れてしまった」と勘違いしてしまうケースが少なくないようですね。しかし実際には、化粧品の効果は持続していて、様々な肌トラブル、年齢肌を「予防」してくれているのかも。肌の状態が良好であるなら、使用する化粧品はむやみに替えず、同じ化粧品を継続して使用しましょう。

洗顔料やクレンジング、化粧水、乳液、クリームなど、ブランド内で「シリーズ化」されているコスメは少なくありません。使用する化粧品を必ずしも同一のシリーズで統一する必要はありませんが、メーカー内で成分のバランスなど考慮してシリーズ化されている場合が多いので、特にこだわりがないなら同ブランドのラインナップで揃えるのも良いでしょう。

2-2.厚化粧は肌に悪い?若い人にスキンケアは逆効果?

若い人のスキンケア厚化粧は肌に負担が大きいので、スキンケアの大敵…というような意見をよく耳にします。また、長時間のメイクは肌トラブルの原因になる…という風に考えている方も多いようです。しかし実際のところは、メイクアップ料に使用されている原料は、ごく安全なものばかり。厚化粧だからダメ、長時間のメイクは危ない、というようなことはありません

ただし、メイクした状態だと肌に汚れがつきやすいので、洗顔やクレンジングで「汚れを落とす」作業は必要。また、メイクアップ料には油分が含まれているので、放置したまま寝てしまうとニキビなどの肌トラブルを招くリスクが高くなります。それほど神経質に考える必要はありませんが、「メイクは寝る前に落とす」習慣を心がけてください。

若いうちからスキンケアを始めると、肌を「甘やかす」ことになる…そんな説を耳にしたことがある方も多いかもしれません。かえって肌の老化が進み、中年以降になって肌トラブルが増える…そのように考えている方も少なくないようです。

上記の考えはよくある俗説で、科学的な根拠は存在しません。ただ、10代~20代にかけては不要なスキンケア商品(高価な美容液など)もありますから、肌質や年齢に応じて使用するアイテムを選ぶようにしてください。30代以降の肌トラブルを予防するためにも、UVケアや保湿などは、若いうちから始めるに越したことはありません。ニキビやシワ、シミは「できる前にケアする」。この姿勢を忘れないでくださいね。

美肌は生活習慣が大切お肌の年齢・健康状態を左右する要素としては、生活習慣も大切なポイント。毎日の健やかな生活が、美しい肌、若々しい肌を作っていくわけですね。
次回は肌と睡眠、食生活、運動習慣(エクササイズ)の関係など詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

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