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40代~50代から目立つ「たるみ」と「くま」。予防法・解消法は?

たるみとくまの予防法・解消法
美 容

目立つと老け顔に見えてしまう、「たるみ」と「くま」。

老化現象だから…
と諦める必要はありません。

発生のメカニズムからきっちり理解して、効果的なスキンケア、予防・対策の方法を把握しておきましょう。

1.「たるみ」に関する基礎知識

1-1.原因と種類

「たるみ」の原因は、基本的には「シワ」と同じ。コラーゲンやエラスチンの減少・変性によるものです。

肌の弾力が失われたせいで、真皮の線維や脂肪を支えきれなくなっているわけですね。
シワと原因が同一なので、対策にも共有する部分が多いです。

ただし、たるみは顔立ちによって「目立ち方」=「種類」が異なります。

以下、たるみの主な種類について見ていきましょう。

毛穴のたるみ(開き)

比較的初期にあらわれるたるみで、早い人は20代半ば頃から目立つようになります。

コラーゲンは毛穴を周囲から支えているのですが、減少や変性によって「ハリ」は徐々に緩んでいきます。

やがて毛穴を支えきれなくなり、たるみや開きとしてトラブルが顕在化します。

ほうれい線

シワの一種としてよく知られている「ほうれい線」。たるみも原因の一つで、頬の脂肪が緩むと目立つ方が多いようです。

顔全体の皮膚や皮下組織が「下がっている」状態なので、ホームケアは難しいといわれています。

とはいえ、美容整形によって劇的な改善が期待できますから、気になる方はぜひ検討してみましょう、ヒアルロン酸注射など、簡易的な処置であれば数万円~10万円程度で施術可能です。

二重あご

一般的には肥満が原因として考えられがちですが、加齢による「フェイスラインのたるみ」も要因として挙げられます。

特に脂肪の厚い頬からあごにかけての部分がたるむと、フェイスラインが曖昧になり、二重あごの目立つ方が多いようです。

また、骨格によって目立ちやすい人とそうでない人がいて、欧米人に多く見られる点が特徴です。

涙袋

目の「くま」として意識されることの多い「涙袋」ですが、実はたるみが原因。

目元は皮膚が薄く、たるみが出やすいので丁寧なケアが必要です。

涙袋の正体は、眼球のまわりにある脂肪。
皮下組織が緩み脂肪を支えきれなくなると、下まぶたの膨らみ=涙袋として目立つようになります。

1-2.基本的な対策とおすすめの有効成分

対策と有効成分

毛穴のたるみ、ほうれい線、二重あご、涙袋…
たるみのあらわれ方には個人差が大きいのですが、基本的なケアの方法は同じ。

「コラーゲンを増やす」タイプの化粧品を毎日のケアに取り入れてみましょう。

有効成分としては、ビタミンC誘導体、レチノールなどがおすすめ。

ただし、進行してしまったたるみを解消することは困難です。

ホームケアで予防(進行を抑える)以上のアプローチはできませんから、できるだけ早く、20代~30代のうちから対策に取り組みましょう。

アンチエイジング化粧品、UVカットやマッサージによる代謝促進…
地道なケアを続けることが10年後の「ハリ」と「若さ」につながります。

スキンケア以外にも、たるみに対しては「肥満対策」が大きな予防効果を発揮します。

たるみとは、「皮膚が脂肪を支えきれない」状態。ですから、皮下脂肪をつけない=太らないことで、目立ちにくくすることができるわけですね。

日頃の「むくみ」にも要注意。
血行やリンパの循環が悪化すると、コラーゲンやエラスチンなど、真皮組織の機能が低下するといわれています。

適度な運動や食生活の見直しにも取り組み、「生活習慣」の改善からたるみのない、若々しい肌を目指しましょう。

特に「冷え性」の方はむくみとたるみを併発するリスクが高いようです。生活習慣を改め、できれば根本的な「体質改善」を目指してください。

1-3.表情筋を鍛えるトレーニングで若々しい「ハリ」を

たるみの要因には、皮下組織の変性に加えて「筋肉の衰え」も関係しています。

特にフェイスラインのたるみは「表情筋」によるところが大きく、ほうれい線や二重あごは「エクササイズ」で予防可能です。

表情筋を鍛えるトレーニングで、筋肉の「緩み」を解消するわけですね。

ただし、「顔の表情を作る」、「表情を変えて筋肉を動かす」運動はおすすめできません。

確かに筋肉のトレーニングにはなりますが、「表情ジワ」作ってしまう恐れがあります。

口に挟んで使用する「専用の器具」を使うか、「ペットボトルを使用する」エクササイズなど習慣として取り入れてみましょう※。

※ペットボトルに少量の水を入れて、唇でくわえる。10~20秒くらいそのままの状態をキープ。この動作を数回繰り返す。
ポイントは歯を使わず唇でくわえること。頬の筋肉が引き締まります。
慣れてきたら少しずつ水の量を増やして、効果アップを狙いましょう。

1-4.食事から考える「たるみ」予防

コラーゲンやエラスチンは酸化によって変性(減少)するため、抗酸化作用に優れたビタミン類は積極的に摂取しましょう。

ビタミンA・C・E、いずれもアンチエイジング効果を期待できますが、特におすすめなのがビタミンC。

肌の老化を抑制する働きに優れ、化粧品にも有効成分「ビタミンC誘導体」の形で広く採用されています。

ビタミン類は緑黄色野菜、フルーツなどに多く含有されています。普段の食事でこれらの食品を摂ることが難しいのなら、サプリメントを活用するのも良いでしょう。

ただし、必要な栄養素は食事から摂るのが基本。サプリメントは「補助食品」ですから、主役はあくまで食事です。

表情筋は咀嚼(そしゃく)=「噛む力」と密接に関係しています。日頃やわらかい食べ物ばかり摂っている方は要注意。

表情筋が衰え、フェイスラインのたるみを誘発しているかもしれません。

意識して「噛む回数を増やす」、「歯応えのあるものを食べる」などして、食生活から筋肉の引き締めにも取り組みましょう。

2.「くま」に関する基礎知識

2-1.原因と種類

老け顔に見える原因の一つ「くま」。
目の下にできるくまには3つの種類があって、それぞれ原因や改善策が異なります。

以下にその違いや特徴、見分け方など確認しておきましょう。

青ぐま

一般にくまといえば「青ぐま」を指します。血行不良、眼精疲労などが主な原因。睡眠不足でできるのもこのタイプ。

解消法としては、スキンケアよりも生活習慣や体質の改善が効果的です。

見分け方としては、「目元の皮膚を引っ張ると薄くなる」という点に特徴があります。

黒ぐま

多くの女性を悩ませる「黒ぐま」は、「むくみ」や「たるみ」によって目立つようになります。

老化現象の一つで仕方のない部分もあるのですが、習慣的なスキンケア、アンチエイジングコスメで改善可能。

黒ぐまには、「上を向いた状態」で手鏡に顔を映すと「薄くなる」という「たるみ」ならでは特徴が見られます。

茶ぐま

「シミ」や「くすみ」によって引き起こされる「茶ぐま」は、「美白ケア」の対象になります。

特に花粉症などアレルギー体質の方は、目を擦るためくまができやすいよう(色素の沈着が原因です)。

また、目元に湿疹や炎症が起きると、角質が厚くなり、くまとして「跡が残る」場合も。

茶ぐまはシミやくすみ(色素)によってできるため、引っ張っても上を向いても薄くなりません。

2-2.目立ちやすい人と目立ちにくい人の違い

基本的にはどのタイプのくまも、加齢によって目立ちやすくなります。

目元は皮膚が薄く、乾燥しやすい部位なので、特に念入りなケアが必要。

また、脂肪がつきやすく、色素が沈着しやすい部位でもあるため、目元から年齢が出始める方も多いようです。

くまの出方に個人差があるのは、主にまぶたの厚さや彫りの深さなど、顔の構造が違うから。

さらには生活習慣や年齢、日頃のスキンケアも大きく影響します。疲れをためない、目を擦らないなど、ちょっとした心がけも大切。

デスクワークで目に疲れが出やすい方、花粉症で慢性的な痒みにお悩みの方… 要注意です。

2-3.タイプ別にチェック!ケアの方法

「青ぐま」は血流の悪化が主な原因ですから、血行を促すタイプのケアが効果的。

目元を中心とした「フェイスマッサージ」、代謝を促進する「アイクリーム」の使用などおすすめです。

化粧品に配合されている有効成分としては、ビタミンE、レチノール、高麗ニンジンエキス、セージエキス、ペプチドなどが人気。
科学的にも、血流改善の作用が認められています。

血行不良は、目元だけでなく全身に及んでいる可能性が高いので、血液の循環を良くする「有酸素運動」も生活習慣として取り入れたいところ。

週に1~2回、軽いウォーキングやジョギング程度で構いませんから、できることから始めてみてくださいね。

食生活に関していえば、血液の流れをサラサラにする「葉酸」を積極的に摂るのがおすすめ。
また、「鉄分」を豊富に含んでいる食品も1日に1品目は摂りたいところです。

「黒ぐま」は「たるみ」や「むくみ」の解消によって改善されます。目元を意識した丁寧なスキンケアでアンチエイジング(肌の若返り)に取り組みましょう。

ピーリング化粧品やレチノール、ビタミンC誘導体など、コラーゲンを増やす作用のある成分が効果的。

これらの成分は目元のシワにも効果を発揮するので、老け顔予防に最適なケアといえるでしょう。

生活習慣の観点では食生活に要注意。
塩分の摂り過ぎや「冷え」はむくみを誘発するので、しょっぱいものや冷たい飲み物は控えましょう。

むくみの解消には先ほどご紹介した有酸素運動も効果的です。

「茶ぐま」は小さなシミが集まったり、角質が厚くなったりすることで目立つようになります。
ですから、「美白」タイプのケアや古い角質を取り除くピーリングが効果的。

ただし、ピーリングは刺激が強いので、目元に痒みのある場合や湿疹ができている方などは、まずは皮膚科で「治療」に取り組むことから始めましょう。

花粉症の方は、アレルギー反応を抑える飲み薬を服用することで痒み予防 → 目を擦らなくなる → 色素沈着を予防できます。

食事の面では、メラニンの生成を抑制するビタミンCが予防・改善に最適。緑黄色野菜など積極的に摂ると良いでしょう。

まとめ

「たるみ」も「くま」も、原因によって対策が異なる

たるみの原因は、基本的には「シワ」と同じ。したがって有効成分やケアの方法など、共通する部分が多い

たるみは顔の筋肉(表情筋)を鍛えることで予防可能。肥満対策や食生活の改善も効果アリ

くまは顔の骨格、彫りの深さ、日頃のスキンケアなどが影響して、目立ちやすい人とそうでない人に分かれる

くまのできる主な原因は、目の疲れ、むくみ、たるみ、物理的な刺激など

くまに効果的な対策は、血行促進、美白ケア、運動習慣の強化、ピーリングや冷えの解消など。

場合によっては食生活の改善、痒みやアレルギーの「治療」も必要

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● 文/マイハピ編集部 山下美香

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