結婚式の「招待状」と「引き出物」。覚えておきたいマナーやルール

結婚式の招待状と引き出物

招待客をリストアップしたら「招待状」と「引き出物」を用意しなくてはなりません。

それぞれにルールやマナーがあるので、全て独断で準備するのは危険。

「プロ」である式場に必要な作業を「代行」してもらう形が主流になっています。

ただし、ある程度は新郎新婦が自力で準備しなくてはならない部分もあるので、大切なポイントを以下に確認しておきましょう。

1.招待状のマナーや注意点

1-1.招待状作成・発送の流れ

招待状は、遅くても式の2ヶ月前までに発送しましょう。基本的には式場に依頼すればOK。

デザインや文面など、あらかじめ用意されているものの中から選びます。

こだわりたいなら専門の業者に依頼するのもおすすめ。最近ではネット上から発注できるサービスなど普及していますから、サンプルなどチェックしてみてください。

手間と時間はかかりますが、大切な人、お世話になった人には手作りの招待状を送るのも良いでしょう。

ただし、招待状の文面には一定の「マナー」が必要ですから、できれば専門業者、式場の担当者等からアドバイスを仰ぐことをおすすめします。

例えば、招待状の「差出人」は、以前は「両家の親の名前」にするのが普通でした。しかし、近年では新郎新婦の名前で出すケースが増えています。

差出人によって文面をある程度変える必要があるので、ご両親に相談して決めるようにしてください。

招待状には必ず「返信の期日」を明記します。

式の1ヶ月くらい前には全ての招待客を把握しておきたいところ。期日内に返信がない相手については、電話をかけて確認してください。

1-2.形式やマナーに要注意!一般的な文面と書き方

招待状のマナー

式場や専門業者に依頼すれば、文面のチェック、宛名書き、封入作業、発送など、ほぼ全ての作業を代行してもらうことができます。

ただし、「宛名」については依頼者であるあなたたち2人が責任を持って確認しなくてはなりません。

漢字の間違いがないか(旧字体が使用されているか、略字になっていないか)など入念にチェックしてくださいね。

※ 夫婦で招待する場合は「連名」、家族4人以上で招待する場合は「代表者の名前」+「ご家族様」と宛名に記載します。

招待状には、「出欠返信用のハガキ」、「式場までの地図」、「メッセージカード」などを同封します。招待状と返信ハガキには、それぞれ慶事用切手を貼ってください。

地図の作成は式場や業者に任せればOK。

メッセージカードは、スピーチや余興を依頼している人に「よろしくお願いします」という意味を込めて同封します。

1-3.並行して「ペーパーアイテム」も用意を!種類の一覧

結婚式のペーパーアイテム

招待状を発注する際、あわせて各種「ペーパーアイテム」も準備しましょう。

具体的には、新郎新婦のプロフィールを記載した「パンフレット」、式場の案内板である「ウェルカムボード」、感謝の言葉を伝える「サンキューカード」、料理の「メニュー表」などです。

いずれも「オプション」として式場で発注するのが一般的。サンプルや料金など確認したうえで選んでください。個別に専門の業者に依頼することもできます。

「席次表」、「席札」は返信を確認後に用意。直前に変更がある場合を見越して、式場に発注することをおすすめします。柔軟な対応が期待できるでしょう。

ペーパーアイテムの詳しい用途は以下の通り。

パンフレット(プロフィールカード)

新郎新婦の生い立ち、経歴や馴れ初めを紹介します。最近は、写真やイラストをふんだんに取り入れた「パンフレット」が人気ですが、簡素な「カード」でもOK。なくても可。

ウェルカムボード

式場の入り口付近に置く「案内板」のこと。新郎新婦の名前、写真、イラスト、メッセージなど記載して、歓迎の意を伝えます。
手作りもおすすめ。なくてもOK。

サンキューカード

招待客へ感謝の気持ちを伝えるためのカード。手書きがおすすめです。席札と一緒にテーブルに置くか、引き出物に同封します。なくても可。

メニュー表

料理のメニュー、素材などを紹介します。コース料理の場合は無料で用意してくれる式場も。なくてもOKです。

席次表(席次カード)

招待客の席を図で示したもの。新郎新婦との関係、招待客の肩書き、名前など、あわせて記載します。間違いがないよう入念にチェックしてください。ごく少人数の式を例外として、必ず用意します。

席札

それぞれのテーブルに配置して、招待客を誘導します。名前に間違いがないか要確認。中~大規模な式場では必ず準備しなくてはなりません。

2.引き出物のマナーと選び方

2-1.どうせなら「喜ばれる」引き出物を。選ぶときのポイントは

結婚式の引き出物

招待客に感謝の気持ちをあらわす「引き出物」は、必ず準備してください。

「引き菓子」とセットで、1つあたりの予算は「ご祝儀の3分の1」程度を目安に。

地域によって引き出物の風習や予算、品数など異なる場合があるので、念のため年配者(もしくは式場の担当者)に確認することをおすすめします。

引き出物は式場に発注する形が一般的。
個別に購入することも可能ですが、「持ち込み料」が発生する場合もあるので事前にチェックしておきましょう。

以前は「重くて大きなもの」が縁起物とされていましたが、最近では「軽くてオシャレなもの」、「実用的なもの」を贈るケースが増えています。

選ぶときのポイントは「自分では購入しないけど、もらうと嬉しいもの」。
または、「手に入りにくいもの」、「新郎新婦のセンスが光るもの」など贈るのも良いでしょう。

全ての招待客に「同じ引き出物を贈る」方法が一般的ではありますが、相手によって品物を変えるのもアリ。

自分との関係、相手の年齢、性別などを考慮して、「本当に喜ばれそうなもの」を厳選するのも良いかもしれませんね。

新郎新婦の名前や写真が入った品物は、基本的にはNG。いかにも記念品という引き出物は、実用性に乏しいので避けてください。

「思い出を共有したい」という気持ちは分りますが、「もらって困る」品物を贈るべきではありません。それでは「思い出の強要」になってしまいます。

2-2.センスが光る?引き菓子とプチギフトで感謝の気持ちを伝える

結婚式のプチギフト

引き菓子を選ぶときのポイントは、「日持ちする」、「かさばらない」、「安過ぎない」の3点。

式後、手軽に持ち帰ることができて、お値段の目安としては1,000円以上のものを選びます。基本的に生菓子はNG。

新郎新婦、それぞれの郷土で知られている「名菓」を贈るのも良いでしょう。

最近では、式の終わり際に招待客へと手渡しする「プチギフト」も人気を集めています。

数百円~1,000円程度のものが主流で、専門店、ネットショップなども増えているようですね。

お菓子を「手作り」するのもおすすめ。「心のこもった」演出で、感謝の気持ちを分りやすく表現することができるでしょう。

プチギフトは近年になって普及したものですから、特にマナーやルールが決まっているわけではありません。

引き菓子の選び方を参考に、二人が「らしさ」、「センス」を発揮できるものを選んでみてくださいね。

結婚式・披露宴に参加する招待客は、ご祝儀という「参加費」を払ってまであなたたちを祝福してくれる大切なゲスト。

くれぐれも失礼のないよう、マナーや風習には最大限の注意を払ってください。

新郎新婦は式の主役ですが、「おもてなし」する立場にあるということはお忘れなく。

適時、式場の担当者やご両親からアドバイスを仰ぎつつ、出席者に喜ばれるような挙式を実現しましょう。

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