結婚式の準備・計画をスムーズに進めるために。立案時の注意点

結婚式の準備・計画

1.結婚式のプランを考える

1-1.準備を進めるときのポイント

結婚式の準備は、時間に余裕を持って始めましょう。できれば式の半年~1年くらい前から始めるのが理想的。人気の高い式場は、1年前から予約でいっぱい…なんてことも珍しくありません。まずはおおよその「日取り」を決めて、細かなスケジュール調整は後から行うと良いでしょう。「場所」に関しては、式場の雰囲気、交通アクセス、招待客の人数などから総合的に判断します。

自分たちの「こだわり」を明確にすることも大切。豪華な演出、有名デザイナーのウェディングドレス、美味しい料理、海外での挙式…などなど、絶対に外せないポイントを二人で話し合ってみましょう。式のコンセプトについてはじっくりと考えて、できるだけ具体的に、予算など含めて検討しましょう。

予算に大きく影響するのは招待客の「人数」です。参加者の人数が倍になれば、費用もほぼ倍に。節約を優先するのであれば、必要最低限の出席者だけピックアップしてみましょう。ただし、新郎と新婦で参加者の人数に大きな差が出ないよう配慮も必要です。

結婚式の準備を進める際には、必ず双方の親御さんから意見を聞くようにしてください。「経験者」ならではの有益なアドバイスを得られることも多いですし、細かな要望を持っているご両親も少なくありません。特に資金を援助してもらう場合は、親御さんの意向をできるだけ反映するのがマナー。あれこれ口出ししないで欲しい…と困惑する方も多いようですが、これも「親孝行」だと思って真摯に耳を傾けましょう。

1-2.式は「いつ」が良い?日取りの決め方

結婚式の日取りの決め方結婚式が多いのは春と秋。具体的には、3~5月、9~11月に挙式するカップルが多いようです。人気の式場は、この時期に予約が集中します。特に土・日・祝日は予約を取りづらいので、日取りが決まったらできるだけ早く手続きを始めましょう。

夏や冬場はオフシーズンなので、予約が取りやすく、料金が割安に設定されている式場が多いようです。ただし、気候的な条件はあまりよくありませんから、招待客に負担をかけてしまう恐れも。6月の挙式は「ジューンブライド」として人気ですが、ちょうど梅雨の時期にあたるため、雨の降る可能性が高いです。屋外で挙式するプランはおすすめできません。

早朝から始まるor深夜に至る挙式も避けたいところ。交通アクセスなど考慮して、招待客が無理なく出席できる時間帯を選びましょう。同じく、ゴールデンウィークや年末年始、お盆などの連休中は、他に予定のある場合が多いので、挙式には不向きです。

「縁起」にこだわるなら大安を選びたいところですが、特に気にしないなら仏滅の日でも全然OK。予約が取りやすく、割安な料金が設定されている式場も少なくありません。ただし、ご両親をはじめとして少し前の世代の方は吉日にこだわる場合もあるので、事前に了承をもらうようにしてください。

1-3.結婚式は「どこ」で?式場の選び方

結婚式場の選び方式場を選ぶ際には、挙式の規模やコンセプト、参加者数、交通アクセスなどから総合的に判断してください。さらに、式場の雰囲気や評判、料金設定、料理のクオリティなども大切なポイント。優先順位を決めて、できるだけ二人の要望に沿ったプランを考えてみましょう。

高級感にこだわるなら「ホテル」がおすすめ。専用の施設も充実していますし、交通アクセスも良好なところが多いようです。また、宿泊料金の割引プランが用意されている場合もあるので、遠方から訪れる招待客が多いときは特に重宝するでしょう。

内装やインテリアなど、オシャレな雰囲気で人気を集めている「専門式場」。専門スタッフによるきめの細かなサポートを期待でき、準備をよりスムーズに進められる点にメリットがあります。最近人気の「ウェディングプランナー」による演出など取り入れている式場も多く、設備と人の両面で充実のサービスが提供されています。

中~小規模な挙式なら「レストラン」もアリ。人気店・有名店の「美味しい料理」にこだわれば、招待客にも喜ばれることでしょう。最近では、結婚式用の特別コース料理など用意してくれるレストランも増えています。

夏場は北海道、冬場は沖縄など、気候に応じて「国内リゾート地」を選ぶのも良いでしょう。豪邸を貸切で利用する「ゲストハウス」での挙式などもトレンド。豪華客船、テーマパーク、水族館など、二人の好きな場所、思い出の場所を選んでもOKです。ただし、場所によっては手配が面倒だったり、なかなか予約が取れなかったりと、デメリットがあることも覚えておきましょう。

2.結婚式と披露宴のバリエーションは

2-1.挙式の種類と特徴

結婚式の種類と特徴式の形は多様化していますが、最もポピュラーなスタイルとして「キリスト教式」を選ぶカップルはやはり多いようです。必ずしもキリスト教の信者である必要はなく、ウェディングドレス、タキシード、誓いの言葉、指輪の交換、ブーケトス…などなど、結婚式ならではの雰囲気を一通り満喫できます。映画やドラマでよく目にする「定番の形」を希望するのであれば、キリスト教式を選びましょう。

あえて日本ならではの「和婚」、「神前式」にこだわるのもおすすめ。年配の方からは最も格式の高い形として喜ばれるでしょう。白無垢姿に憧れる方、夫の紋付羽織袴が見たいという方は、一生の思い出にいかがでしょうか。神前式に参加するのは、基本的には両親と親族のみ。招待客が限られるので、親しい人間だけで挙式する場合や、費用を抑えたいカップルにもおすすめです。

場所や内容を選ばない「人前式」なら、パーティのような感覚でOK。ドレスコード、招待客など自由に選べるので、若いカップルを中心に人気です。式のオリジナリティにこだわりたい、堅苦しい雰囲気は嫌、友人をメインのゲストとして招待したい…そんな場合に最適です。ただし、年配の方からは敬遠されることも多いので、ご両親からはちゃんと了承を得るようにしてください。

2-2.披露宴と結婚式の違いは?その種類と構成

披露宴と結婚式の違い儀式的な要素の強い結婚式に比べ、よりパーティ的な側面の大きい披露宴。賑やかな雰囲気の中で、親族や友人に二人の結婚を報告する場です。ただ、最近では結婚式と披露宴にそれほど大きな違いはなく、両者をセットで「結婚式」とするプランも珍しくないようです。

披露宴の形は大きく分けて2種類。着席か立食のスタイルです。一般的な着席→会食の披露宴は、落ち着いた雰囲気の中で参加でき、長時間の式に適した形。参加者の中心が親族の場合や、高齢者が多い披露宴に向いています。ただし、席順を決める作業は相応に大変。そして、ある程度クオリティの高いコース料理でもてなすことが前提になります(料理の質によってはかなりの費用がかかります)。

立食スタイルの披露宴は、友人を中心としたカジュアルな式におすすめ。会場内を自由に移動できるため雰囲気が盛り上がりやすく、大人数を招待してもコストを安く抑えることができます。料理はバイキング形式で提供するのが一般的。好きなものを好きなだけ食べられるので、若い人に好評です。ただし、招待客は立ち続ける必要がありますから長時間の式には不向き。高齢者が多い場合には別に席を用意するなどして対応しましょう。

最近では、参加者の顔ぶれに応じて披露宴を2部構成にするケースも増えています。第1部は親族を中心としたフォーマルな披露宴、第2部は友人がメインのパーティスタイル。費用はかかりますが、お色直しも楽しめるので、参加者が多い場合にはぜひ検討してみてください。

2-3.海外で結婚式!主な注意点と準備のポイント

海外での結婚式憧れはあるけれど、何かと準備の大変そうな海外での結婚式。しかし実際には、企画会社や旅行代理店に準備作業を「お任せ」できるので、それほど手間はかかりません。リゾート地を選べば、家族や友人と一緒にハネムーンも満喫できます。家族やごく親しい友人だけ海外の式に招待して、その他の人には後日、国内の披露宴に参加してもらう…という形も人気。2部構成にすることで、より多くの人々と幸せな時間を共有できます。

旅費は参加者の自己負担が一般的。ただし、マナーとしてご祝儀を辞退したり、宿泊費の一部を負担するなどしなくてはなりません。国内での挙式に比べ、費用はどうしても割高に。複数の企業から見積もりをもらい、少しでも費用を節約するよう比較検討してみましょう。準備に時間も要するので、できれば式の半年~1年くらい前からプランを考えてみてください。

行楽シーズンは料金が高めに設定されています。また、気候は各国によって異なり、必ずしも日本の四季と同様ではありません。時期や料金、気候、観光スポットの有無などから総合的に判断して、式後の日程(ツアーなど)が充実するよう配慮することも必要です。

一生に一度の結婚式一生に一度の結婚式。人生最大のイベントとして考えている方も多いことでしょう。絶対に失敗したくない、オリジナリティ溢れる式にしたい、でも費用は節約したい…様々な要望があると思いますが、基本的な部分は「プロ」に任せましょう。ウェディングプランナー、ブライダル会社のサポートがあれば、過不足なく式の準備を進められるはず。ただし、どうしてもこだわりたいポイント、ゆずれない点などは、妥協なく話し合うようにしてください。

新郎と新婦、そして両家のご両親が意思の疎通を十分に図り、それぞれの意向を取り入れるよう配慮することもお忘れなく。結婚をする当事者だけでなく、挙式は「家」にとっても大切なイベントです。式のスタイルについては、年配者と若い世代の間で意見が異なることも珍しくありません。無用のトラブル、対立を避けるためにも、式の準備はきっちりと同意を得てから進める姿勢を心がけましょう。

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